今日はパリ16区、ブローニュの森の近くの閑静な高級住宅街にある「マルモッタン・モネ美術館(Musée Marmottan Monet)」についてご紹介。
もとは美術史家、ポール・マルモッタンの邸宅だったマルモッタン・モネ美術館は、印象派の画家クロード・モネのコレクションを世界最大級の規模で所蔵していることで有名な美術館。
「印象派」という呼び名のルーツとなった代表作「印象・日の出」や、 連作「睡蓮」の数々もここで鑑賞することができるのは意外と知られていないのかも?
もちろん、モネの作品だけでなくルノワール、ベルト・モリゾ、ピサロ、シスレー、ブーダンなどなど有名画家たちの作品が、まるで、今もなお人が生活しているような邸宅の各部屋に並んでいます。
また、ルーブル美術館やオルセー美術館、オランジュリー美術館などのパリの主要美術館のように混雑せず、ほとんど並ぶこともないので隠れたおすすめ観光スポット。
前置きはこれぐらいにして。。。
チケットを購入して(一人14ユーロでした)中に入るとすぐに目に入るのがシャンデリアやランプなど、当時の調度品で飾られたこの煌びやかな空間✨まるで豪邸に招かれたような気分で、うっとりしちゃいます。調度品や絵画の中にはナポレオン1世とその家族の為に作られたものもあるんだとか。
扉やソファーの控えめな色もモネの作品にマッチしているような。
建物の真ん中にある階段を上がると、寝室やオフィスなどのいくつかの部屋が。
右側のベッドは当時実際に使われていたものみたいです。寝心地は悪そう(笑)。
奥には、19世紀を代表する印象派の画家、ベルト・モリゾの小さな企画展もありました。優しいタッチに癒されます。。。
そしてろくに調べずに来た私はここで「え!?これで終わり!?モネの絵は!?」と混乱。
もちろん数枚この邸宅コレクションにあったのですが、これではもちろんないはず。
「おかしい、絶対におかしい」と思いながら、せっかく来たんだからととりあえず企画展へ。
「En Jeu! Artists and Sport (1870-1930)」という企画展では、2024年のオリンピック・パラリンピックに合わせて、1870年から1930年の間のスポーツに関する美術の歴史を振り返る内容になっていました。
そして企画展のフロアが終わると、メインとなるモネの展示階へと続く階段が!
まさかのトラップでした(笑)ほっ。。。
やっと大本命、モネの作品とご対面!ここの階はモネの作品のみの展示となっているので、モネファンにはたまらない空間になっているのでは?
「睡蓮」の連作はさすが圧倒的ボリューム。
ゆったりとした空間に展示され、ベンチも結構置かれているので、時を忘れてじっくりとモネの世界に浸ることができます。
癒される〜💕
「マルモッタン・モネ美術館」の目玉である「印象・日の出」や「サン=ラザール駅」は、今大人気開催中のオルセー美術館の企画展、「1874年パリ、印象派の創造」のためにお出かけ中(涙)。
それでもかなりの見応え!大満足です。
0階奥のショップには、ポストカードやモネに関するアート本、グッズが揃っていました。
中には睡蓮をモチーフにしたノートやバッグもあったので、睡蓮ファンの方へのおみやげ選びにはぴったり。
ショップの一角にはキッズコーナーが設けられており、絵本を手に真剣に読み込む子どもたちの姿もありました。
素晴らしい所蔵の割になぜか観光客が少ない隠れた穴場なので、印象派やアート好きな方はぜひ、パリ旅のスケジュールに入れてみてはいかがですか?
美術館のあとは、ブローニュの森を散歩するのもおすすめです♪
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